原価率と利益率の違い
原価率と利益率を分けて確認する基本を整理します。
記事を読むハンドメイド販売の利益率に一律の正解はありません。材料費、梱包材費、送料、販売手数料を引いた利益額と、制作時間に見合うかを合わせて確認します。
この記事の数値は、下記の計算条件による概算です。詳しい前提は、本文後半の 記事内の計算条件 に記載しています。
以下は販売手数料率10%のサービスで販売した場合の概算です。送料や梱包材費は行ごとに条件を変えているため、実際の手数料率や送料は利用サービスに合わせて変更してください。
表は横にスクロールできます。
| 条件 | 販売価格 | 販売手数料 | 送料・その他 | 材料費 | 利益目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小物・材料費300円 | 1,200円 | 120円 | 310円 | 300円 | 470円 |
| アクセサリー・材料費500円 | 1,800円 | 180円 | 360円 | 500円 | 760円 |
| 布小物・材料費800円 | 2,500円 | 250円 | 650円 | 800円 | 800円 |
| 低単価作品・材料費300円 | 800円 | 80円 | 310円 | 300円 | 110円 |
表の販売手数料は、1円未満を切り捨てて計算した概算です。実際の取引画面と1円単位で差が出る場合があります。
ハンドメイド販売では、材料費だけを回収できても、梱包や発送にかかる費用を含めると利益が小さいことがあります。金額として残る利益と利益率を分けて見たうえで、制作時間に見合うかを別に考えると、価格を決める理由を整理しやすくなります。
材料費に少し上乗せするだけで価格を決めると、送料や手数料を引いたあとに利益がほとんど残らないことがあります。梱包材、台紙、袋、ラベル、発送資材なども費用として見ます。
利益率が一定以上あっても、利益額が小さい作品は資材の値上がりや再発送で赤字になりやすくなります。特に低単価作品では、梱包材費と送料を入れたあとに、制作時間に見合う利益が残るかを確認してください。
利益率が高く見えても、制作時間が長いと継続しにくい場合があります。まずは材料費や送料を含めた利益率を確認し、そのうえで制作時間に見合う価格かを考えます。
表は代表的な条件での概算です。 実際の販売価格、送料、原価、梱包材費が分かっている場合は、 ツールに入力し直すと自分の出品条件に近い利益を確認できます。